人生をハードモードにしてしまった人間

生きるのむずすぎでしょ

離婚決意3日目

 今朝夫に離婚時の金額について相談した。彼曰く「親父と話し合って多めにしている」。そうですか、承知しました。離婚前はもろもろの費用は負担する、結婚したのだから責任をとるだのかっこいいこと言って引き際がこれ。夕方、転職活動のこともあるので荷物を回収に行った。まだ籍は抜けていないので一応私たちの家である。事前に連絡していたのがチェーンを取り付けられており、入られないようになっていた。まぁ…勝手に取られて見られて困るものでもあるのだろう、離婚したら信用はこの程度なのだろう、そんなことは薄々理解していた。荷物を回収している間中夫が傍にいるのだ。「親父が見とけって」。そうですか。もくもくと回収作業にかかる。「親父が鍵おいていけって」。そうですか、鍵を渡す。引越しの家財道具の今後を話し合おうとすると「親父に聞いてから」。そうですか、承諾する。10歳以上年齢が離れている男性が、こんなにも親離れできていないだなんて、私はこの男性のどこがよくて惹かれたのだろうか。今まで何にすがって、離婚したくないと身を削っていたのだろうか。自分の見る目の無さを感じ、そして一気に夫に対してさめていく。自分が辛い、悲しいと言っているのは離婚に関してではなく、自分の自信のなさからくる未来への不安が主なのだろうと感じている。

 今まで自分の人生は思うように、手に入れたいものは手に入れてきた。人も自分の思うように動くのだと思っていた。つまりこれまで大きな挫折をしたことがなかったのだ。離婚でも、夫は義父に内緒で金額を増やしてくれるだろう、夫と二人で離婚後も思い出を共有できるのだろうと期待していたし、そうなると思っていた。「俺は悪口言わないけど、あなたは言うんだろうね、それで前に進めばいいよ」なんて、捨て台詞言ってたね。ごめんなさい、あなたの友達に結婚して3カ月目ぐらいから私の悪口言ってたの伝わっていたし、あなたの友達がそれを制止するような場面があったようですね。自分の見る目の無さ、マジ痛感。

 一気にさめて、心が荒んでいるように思えたんだけど、転職エージェントの人が超タイプの男性だった。添付書類に画像があって、秒で拡大してしまった。恋愛対象ではないが、''推し''と二人三脚で転職活動やっていけると考えただけでニヤニヤしてしまう。女とは、いえ私だけがちょろいだけなのか。一気に夫が消え去ってしまいそうだ…。このご尊顔が無料で拝めるとは。今本当にお金はないし、なんなら借金しかないし、大変なことしか待っていないようだけど、推しと転職活動頑張っていこ!