人生をハードモードにしてしまった人間

生きるのむずすぎでしょ

泥酔した11日目

 すきっ腹にビール3缶は酔うね。明日は元夫宅から荷物を引き上げる最初の日。楽しかった思い出がぎっしり詰まった、お家からの荷物脱却の日。そりゃ前日に酒飲まなきゃ寝れないよ。文字を打つのが大変です、誤字あったらごめんね。

 ああ、今でも私は元夫のことが大好き。どこが?ってみんなに言われるけど、そりゃ一年も一緒にいて、一年苦楽を共にして。一年笑いあった関係だもの。周りにはわからない日々がたくさんあって、家具や小物を思い出すだけでも悲しいの。それを捨てるのも悲しいの。持って帰っても悲しいの。あの家にあるものすべてが悲しい。こんな形で別れることも辛いよ。まだ思い出作りたかったな。でも、仕事のこともあって、一生無理なこともわかってたよ。我慢だってできたはずだよ。でも離婚という選択肢をとって、あなたを一生苦しめることを思うと、本当に本当にごめんなさい。新しい奥さんを見つけてきてほしいな。無責任かな。あなたが幸せであるように。愛しているよ。

 酔っぱらってて、うまく文字も打てないし涙も止まらない。前見えないよ。子供なんて私はいらないよ。あなたと少しのバラがあって、生活できればよかったよ。お金もいらないよ。あなたとみそ汁があれば、生きていけるんだから。本当に、好きだし、本当に後悔してる。でも、生きるためにはお金がいるんでしょう、社会経験が必要なんでしょう?私頑張るね。言えないけど、これからもずっと大好きだよ。きっと遠くであなたの幸せを願うね。おやすみ、初めて結婚してくれたあなた。

苗字が変わった10日目

 離婚届を提出したらしい。アッサリだなぁ。’’元夫’’が提出したのだが、全く連絡ない。報連相を大事にしているはずの彼なのだが実際自分ができていないのだ。自分が忘れる分には自分に困ることがないからだろう。とりあえず苗字が戻ったことを祝って、家族で乾杯。

 離婚の挨拶に行ったのだが、向こうの親から「立派な社会人にならないとね」と言われた。元夫は私の父に「社会経験をさせた方がよかったのかもしれませんね」と言ったらしい。確かに社会経験がない私だが、それでもいいと結婚しているのに、それを言うものなのか…。こいつらの神経を疑う。むしろお前らこそ井の中の蛙、自己中心的で人を家畜としか思っていない、配慮の足りない社会不適合者だなと感じる。もう終わりだから、悪くいってもしょうがないんだけど。そうですね、これから社会にもまれて立派な社会人になります。さようなら~(@^^)/~~~

 挨拶後、むしゃくしゃしたので地元で有名な吊り橋のある所へ行った。高所恐怖症の私と父。一歩踏み出した後に「やっぱ無理!」と私が引き返そうとすると、「これからは後戻りができない、一度渡ると決めたなら渡れ!」と父。ちょ~~~~~~怖かった。悲鳴を上げてゆれる橋、下は遠くに綺麗な川が流れている。あれだけ死にたいと思っていたのに、死ぬかもしれないという感覚から逃げようとしてしまう。無事渡り切って、父と達成感を分かち合い(笑)。これから、どんなに辛く、歯を食いしばって頑張っても実らないこともあるんだろう。それでも逃げないで、やりきったという気持ちを目指そう。明日は面接の準備終わらせようね!

どん底に落ちた8日目

 結婚してからできた友達から連絡が来た。一週間以上前に連絡していたんだけど、既読もつかないし、薄々嫌な予感はしていたけど、気にしないで転職活動してきた。その友達の連絡には「〇〇さんから、あなたの連絡先をブロックするように言われて、今まで連絡取れなかったのごめん」「だけどそんなのおかしいと思ったし、友達だからまた会ったり連絡しよう」と。同じ会社の友達と従業員の〇〇さん。どっちも仲良かったし、夫と私の共通の友達?という関係性だった。やはり思う、結婚生活で得たものはなにもない、全部失ったし、全部失ってから、人間がこんなにも冷酷で嘘つきで張子の虎のようなものなのだと知った。自分は今まで幸せで人に恵まれた生活をしてきたなと思う。今までこんな人間(夫・義父・〇〇さん)と接触したことがなかった。やっとどん底から少し這い上がったけど、また転落、どん底はこんなにも暗かったか。大学時代の友人に電話をして、泣いた。私の人生、本当にどうなっちゃうんだろう。絶対に死んじゃだめだ。死んだらきっと笑いものだよ。生きろ、生きろ自分。

 でも、ギリギリあるポジティブさで自分を奮い立たせるなら、連絡しちゃダメと言われたにも関わらず連絡くれた友達がいて、相手側を強く批判してくれたこと、味方になってくれたこと。これだけで十分。家族も親戚も、離婚したことを喜んでくれているし、大学時代の友達も職務履歴書の添削をしてくれて、辛いときは電話してくれる。泥水をすする日々で、全部をあきらめたくなるけど、背中を押してくれる友達と一緒になって戦ってくれる友達がいる。だから、弱音ばかりはいて慰めてもらってばかりじゃだめだよね。わかってるのに。

 また明日が来る。明日は家で一人。これが辛いんだよなぁ。

さっさと離婚して旧姓に戻りたい7日目

 さっさと離婚したい。全てがめんどくさい。離婚なんかより転職活動して将来のことを考えることに傾いている。さっさと旧姓に戻して。

 さて、書類選考が一つ通っているので、面接の書類を作成しなければならないのだが。すごくこの仕事がやりたい!というわけではないので企業研究や職種・業種研究から逃げている。いやもちろん一時通過もできるかわからないのだけれど(必須事項達してないしね…)、なかなか理由をつけて面接の書類を提出できていないでいる。月曜日には提出しておきたいところ。仕事内容には納得していないところがあるけど、福利厚生や家賃補助など充実しているし、英語を使えるというところに魅力はある。今のところほとんど書類選考落ちているので気合い入れていきたいところ。できれば3~4カ月で仕事を見つけたい。ブランク1年社会人ほぼ未経験には難しいのだろう。

 リ〇ルートエージェントでいいなと思えるところに、焦ってエントリーしてしまったのをとても後悔している。もう少し職務履歴書を考えて納得できてから申し込めばよかった。かといって時間をかけすぎて受付終了してしまったものもある。一応応募はできたものの、書類選考の結果が出る前に受付終了になってしまった。もう決まっちゃったのかな。ほかのエージェントサイトも登録して転職活動しているので、焦らず、エントリーしていきましょう。

 仕事を探していて、自分の書類がどんどん落ちていく中で思うこと。それは雇う側は慈善活動で雇っていないということだ、当然なんだけどさ。企業からしてもある程度のバックグラウンドがあってすぐに仕事してもらえる人を探しているわけで。社会人経験のない、教育に力を入れなきゃいけないアラサー女雇うメリットとは…?と思ってしまうのだ。気分が暗くなる。エントリー200社超えて全死だったら、別の道も考えよう。それまでは高望みと言われてもいいので、やるしかないのだろう。私みたいな未経験でキャリアも積んでない人間…あぁネガティブになってきた。寝よ。

離婚決意6日目

 離婚を決めてから約1週間。心の落ち着き方に自分自身でも驚く。もちろん転職活動は心がいつもソワソワするし、朝起きると家が実家だということに慣れていないのかドキドキする。それでも涙を流す時間が圧倒的に減ってきた。来週には離婚届を提出しているんだろう。またその時になったら心がぎゅーっと締め付けられるのだろうか。

 それでも離婚を決めて帰ったことに、周りの親戚の反応はお祭り騒ぎだ。文字通り喜んで母に電話がかかってくる。「よく離婚を決めて帰ってきてくれた!」「心配してたの!結婚を聞いたときはショックだったけど、帰ってきてよかった!」…なんと見る目のない娘なのだろうか。本当に、あの当時は彼しかいないと思っていたし、感謝はしているよ。

 なんだろう、悲しいから気持ちが冷めて、転職活動の不安が大きくなって、未来が楽しみになってブログに何を書いていいのかわからなくなってきた。気持ちってこんなスパンで切り替わるものなのだろうか。きっと私の場合は離婚することで環境がガラリと変わるから、気持ちの変化が速いのだろう。彼は…。

離婚決意4日目

  転職活動の書類選考で落ちたことも、離婚の際にいつまでも義父が私に対しての文句を父に伝え続けることも。人間が普通に生きることの難しさ、自分の今この瞬間にできることがないという無力感に心がえぐられていく。そんな中でも、午後に一社だけ、書類選考したとの連絡が来た。書類選考ごときで一喜一憂してはいけないのだろうが、嬉しくて涙が出た。さんざんに落ちたことで「私がどこか誇りに思っていた学歴や業績は何も意味がないことだったのだ、つまらないものにすがっていたのかもしれない」、人柄ではなく、私が頑張って手にしたものが社会の土俵に立てないことに自信を無くしていた。だけど、一社だけでも通過したことで、まだ私のキャリアが死んでいないことに、過去の自分が頑張ってきたことが無意味じゃなかったことにすごく前向きになれている。面接経験もないし、面接で落とされたらまた悲しくなるんだろうけど…。まだ就職活動初めて一か月も経っていないじゃない。自分よ強くなれ!

 最近の考えとしては、離婚に対しての後悔はない。もちろん思い出して悲しくなることはあるけど。義父と夫が言葉でどんなに私に対して尽くしてきたか、言葉で取り繕うとしているらしい。つまんない男ども。離婚決まったっていうのに、最後の最後までかっこ悪いですね。私がこれから配偶者だけでなく、会社関係・友人・恋人との別れがあったとしても、こんな無様な姿はさらしたくないな。

 吹っ切れたというよりも、勇気が持てたYahoo知恵袋のURLを張り付ける。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1364292373

 あまり知恵袋は参考にしないのだけれど、ベストアンサーを読めば読むほどに勇気が湧いてくる。明日も転職活動頑張ろう。